実践例
- ▽台風19 号(2019 年)により岩根地区に浸水被害
- ▽岩根地区の近くに住むSさんが避難所に毎日通う
- ▽台風19 号から1か月、「温かいものが食べたい」という声があがりはじめ、「コミュニティワーク開始のタイミング」と判断
- ▽炊き出し場所として県営住宅の集会所を候補に選ぶ県の関係部署と相談し、開催を決定
- ▽「310食堂」(※)として住人向けに炊き出しを実行
- ▽浸水被害に遭わなかった周辺の方が参加を遠慮しており、S さんの根気強い関わりで参加する気が起り、参加する方も
- ▽参加者数が予想以上で人手や汁物が全く足りず、住人が食材持ち寄る、火を起こすなど主体的に関わる
- ▽その中で「今年は餅つきできないな」との声を聞き「やってみますか?」と働きかけると喜ばれ、実行が決定
- ▽「310食堂は本来子どもに開かれていて」と説明すると、ふるまい事が得意な女性たちが「やってもらうばかりじゃ悪いと思っていた」と、主体的に参加することを楽しむように